Black Sails/ブラックセイルズ シーズン1 エピソードI.
1715年 西インド諸島…。
ニュープロビデンス島の海賊が一帯の海を脅かし、文明国の法により『人類の敵』とされた。
それでも海賊は独自の信条を貫いた。
つまり、世界との戦争である。
冒頭…
海洋に浮かぶ一隻の商船が、近付いて来る海賊船を発見。
その海賊船には悪名高いフリント船長が乗っていた。
降参を促す船員の意見を聞かず、船長は交戦を指示。
その最中、料理人が船長室にある航海誌から、重要な1ページを持ち去る。
このページが、今後のエピソードに大きく関わる。
砲撃が放たれ、商船と海賊船の戦いが始まる。
料理人は一人倉庫に避難しようとするが、そこに一人の若い乗組員が入ってくる。
乗組員の名は、ジョン・シルバー。
料理人が言う。
俺は料理人だから戦わないが、持ち場を離れたお前は臆病者だ。
甲板にいれば殺される。船長が殺されれば関係ないと反論するジョンに、料理人は雇ってもらえるが、臆病者は殺されると警告する。
一方、甲板では激しい砲撃が展開されている。
商船のマストが破れ、帆が折れる。
激しい揺れのなか、料理人が航海誌を隠した巻物のようなものを落とし、慌てて拾おうとする。
それを見逃さないジョンは、フリント船長に告げ口するぞと脅す。
料理人が剣を抜き、ジョンを切ろうとするが、再び大きな揺れ。
甲板では商船の船長が退却を指示、乗組員とともに倉庫へ逃げ込むが、爆破によって扉が破壊され、海賊達が突入してくる。
屈強な海賊が商船の船長に切りかかろうとした瞬間、覆面の男が制止し、戦いを終わらせる。その男がフリント船長。
降伏後の商船。
海賊達が船内を物色している光景、奥に施錠された扉があり、クォーターマスター(船長の右腕的存在)のゲイツが強引に扉を壊し、室内に入る。
なかに進むと、剣が刺さったまま倒れた料理人と、両手を挙げ降伏を示すジョンの姿。
銃を向けられたジョンは、彼は恐怖に耐えられなかったと言い、自分は腕利きの料理人だから仲間に加えてくれと頼む。
甲板では海賊船の副船長シングルトンが、降伏した乗組員達に演説をしている。
お前達に責任はなく、責任があるのは独裁者的な船長だと煽り、柱に縛りつけられた船長を指差す。
船長気取りのシングルトンを、ゲイツと甲板長のビリー・ボーンズが非難している。
ビリーにジョンを紹介する。
船内では会計係とゲイツが財政難について話をしている。
フリントが航海誌を手にし、ある秘密について確信する。
しかし、破られたページが重要だったようで、誰かが奪い去ったと言う。
ゲイツが財政難とシングルトンの言動についてフリントに忠告する。
甲板では、シングルトンが商船の船長へ暴行をしようとするがゲイツがなだめる。
フリントが船長に航海誌について聞き出すが、有益な話を得られない。
そこに追跡してきたイギリスの軍艦が接近。フリントは逃げるよう指示する。
船長室ではフリントとゲイツが話をしている。
3ヶ月も稼ぎがなく、目的も告げずに航海しているため乗組員が不安になっている。
そういう状況でシングルトンが船長の座を狙っており、危機に直面していると主張するゲイツ。
数日待ってくれと言うフリント。ニュープロビデンス島を取り仕切る有力者リチャード・ガスリーに会いに行くと言い出す。
フリント達を乗せた海賊船が、ニュープロビデンス島(ナッソー)へ到着する。
ゲイツがビリーにフリントと同行するよう伝える。
ビリーは嫌がるが、フリントが暴れた場合に制止する役割が必要だと言われ同行することに。
航海誌の在り処を探すジョンは、新顔を紹介すると言われ仲間に連れて行かれる。
連れて行かれた部屋で多数の娼婦達に歓迎される。
ゲイツはある人物に会いに行く。
その人物はリチャード・ガスリーの娘、エレノア・ガスリー。
彼女は、父の代わりにナッソーを取り仕切っており、海賊達が奪った盗品を買い取り、その盗品を市場に販売することで大きなな利益を得ている。
ゲイツは、フリント船長の立場が危うく、船長を決める投票が近々始まるため、票を集めるのに資金が必要なので銀貨1000枚を投資してくれと頼む。
あっさり投資するガスリー。
ハーバー島。
フリントとビリーがリチャード・ガスリーの邸宅を訪ねる。
フリントは乗組員にどう思われているか気になると言う。
気弱だと言うビリー。
ガスリーが入ってくる。
娼婦の部屋。
ジョンが衣服を着ようとしているが、重要なページを保管した巻物を探している。
一人の娼婦(マックス)が手に持っている。
中身を教えてくれと言われるが、知らないというジョン。
ゲイツは票集めに奔走する。
ジョンは船長室に忍び込み、航海誌を見つける。
フリントは、スペイン最大のガレオン船「ウルカ・デ・リマ号」の存在と、船に積まれた総価額500万ドル以上の荷についてガスリーに話をする。
そして、ウルカ号の情報が書かれた航海誌を見つけたが、航行ルートについての情報が記載されたページを抜き取られているため、航路を再現するためにはスペイン軍に精通した人間が必要だと主張。
紹介してほしいと頼む。
魅力的な話だが、船について嗅ぎ回るだけで自身の身が危ういと、紹介を断るガスリー。
フリントは、紹介するようガスリーに迫り、ビリーに銃を突きつけろと言う。
だが、ビリーは銃口をフリントへ向ける。
そこに、海軍スカーボロ号の艦長が踏み込んでくる。
フリントとの関係性を知られたくないガスリーは、取り込み中だと言って追い払おうとするが、艦長はガスリーが盗品を売りさばいて利益を出していると言い、3人を拘束するよう部下に指示する。
しかし、瞬時にフリントとビリーが襲い掛かり艦長と部下は倒される。
シングルトンが、ゲイツに買収された乗組員モザイアと話をしている。
そこには、フリント船長と敵対しているベイン船長の部下ジャック・ラッカムとアン・ボニーもいた。
反対するモザイアがアンに向かっていくがあっさり倒される。
ベイン船長も現れる。
酒場では、ゲイツとエレノアが話をしている。
フリント船長の座は守れたと言うが、そこにモザイアが死んだと知らせが入る。
ベインが絡んでいると知り、怒るエレノア。
酒場で飲んでいるベイン。
フリントに懸けていたのに、ベインに邪魔をされ激高したエレノアが殴る。
しかし逆にベインに殴り返される。
一瞬にして静まる酒場。
ベインは、俺に刃向かうならお前を愛したことを忘れると警告する。
ジョンとマックスが話をしている。
エレノアを見かけたマックスが個室に連れて行く。
服を脱ぎ、女同士で絡み合う。
船に戻ったフリントとビリー。
気を失っているガスリーもいる。バレないよう匿うつもりだと言う。
ゲイツが、シングルトンが船長への立候補を告げ、投票を要求していると伝える。
時間をくれと言うフリント。
船長室。
投票の根回しが失敗したと言うゲイツ。
申し訳ないと言って部屋を出て行く。
やり場のない怒りのなか、フリントが船長室の異変に気付く。
甲板には乗組員が集まっている。
フリントが現れ演説する。
この数ヶ月、世界を変えるほどの宝を追っていて、だからこそ皆に黙っていた。
そして、その情報が書かれた航海誌から重要なページが、誰かによって破られたと告発する。
緊迫した表情のジャック。
しかし、その犯人は皆を煽り船長の座を狙っているシングルトンだと言うフリント。
シングルトンは何の話か分からないと言う。
ゲイツは、盗みは死に値するが、罪を着せるのも同罪だと言う。
規則に則り、裁判をするか提案するが、決闘を選ぶシングルトン。
激闘の末、辛うじて勝利したフリント。
シングルトンの懐から紙を取り出しビリーに渡す。
ビリーは盗まれたページだと告げる。
フリントが立ち上がり、乗組員達に熱弁を振るう。
マックスがジャックに接近。
あなたが買いたいものがあると提案する。